サステナビリティ方針

当社の親会社である清水建設株式会社(以下、「清水建設」という。)は、経営理念「真摯な姿勢と絶えざる革新志向により社会の期待を超える価値を創造し持続可能な未来づくりに貢献する」に基づき、積極的にESG経営を推進しています。
また当社を含むシミズグループ(以下「シミズグループ」という。)の環境ビジョン「SHIMZ Beyond Zero 2050」では、目指すべき持続可能な社会を、「脱炭素社会」「資源循環社会」「自然共生社会」と定め、豊かな環境価値の創造に取り組み、SDGsの目標達成にも貢献していく考えです。
当社はESG経営の推進や持続可能な社会の実現に貢献するため、以下のとおり「サステナビリティ方針」を策定します。

サステナビリティ方針

第1 脱炭素社会実現への取り組み

受託運用資産に再生可能エネルギー導入を積極的に実施するとともに、省エネルギーに寄与する設備導入・運用改善によるエネルギーの効率的な利用などにより、CO₂排出量削減に努め、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

第2 資源循環社会実現への取り組み

オフィス・エコ活動などにより自社事業による廃棄物の最終処分ゼロを目指します。また、受託運用資産においても4R活動を推進し、地域資源の循環利用促進にも貢献していきます。

第3 自然共生社会実現への取り組み

受託運用資産において、グリーンインフラや生物多様性に配慮した植栽等を積極的に導入することで、みどりの「多機能性」を生かした景観を形成し、地域の生物多様性がプラスされた豊かな環境を次世代に残していきます。

第4 すべてのステークホルダーとの共生

受託運用資産に対し、清水建設、プロパティ・マネジメント会社およびビル・マネジメント会社等と協働による一体のBCP体制を構築し、顧客・社会に対して“安全・安心"を提供していくとともに、良き企業市民として地域社会と連携し、地域の社会課題解決に貢献していきます。また、シミズグループ人権基本方針に基づく人権尊重の徹底と従業員にとって魅力ある快適な労働環境を整備するとともに、従業員の健康増進への取組を推進します。

第5 コンプライアンスの徹底とリスクマネジメントの強化

公正で透明な企業活動を実践し、清水建設の社是「論語と算盤」に基づく企業倫理の浸透とコンプライアンスの徹底を図ります。また、コンプライアンスの徹底及びリスクマネジメントの強化のために社内体制を整備し、厳格に運用していきます。

第6 情報開示と環境認証の取得

投資主を始めとする様々なステークホルダーに対し、ESGに関する情報を含む的確な情報開示と対話に努めます。また、グリーンビルディング認証等の環境認証・評価を継続的に取得していきます。